sink into a swamp

※暗い内容に付き注意















此処最近負け続けでどうにも気分が憂鬱になる

I.S.Hと手を組むのはまぁ、いい

本音を言うと何処で誰が手を組もうが今はどうでもいい

私情を挿めばもっとだ

最近夢では魘され正直、睡眠時間も減っていた

うなされる内容は過去の夢

幾つからだろうか親が変わったのは

煙草を押しつけられたり熱湯を浴びせられたり暴力は振るってくるし

あ、水中に沈められたこともあったな



まぁ、世間で言う所謂、虐待ってやつだ


中学校の時に親と引き離されて其処から…何だっけ？

深夜徘徊して、んで不良を鉄パイプで殴ったこともあったかなー

…正当防衛で

何で軍人を目指してたのか今になってはもう分からない

「何でだったかなー…」

遊んで楽しい事をしているうちにいつの間にか忘れてしまった

過去の事をグダグダ言う気も無いけどさ

此処最近の疲れもたまって心労も来ている

「はぁ…」

海の底にでも沈められたような重圧感

「…何か疲れたな」

右手に拳銃


やる事は一つ























































































空砲が鳴り、散るのは花弁

死にたいとは情けない位に思う

でも死ねない

ただ死にたくないのか
それとも

「悪運…強いなぁ…」


ただの皮肉か



よく分からない


「あ～あ…。馬鹿やってないで、仕事だ仕事」


クルクル食う方が入った拳銃を回しながら仕事場に向かった

「あ、タリスさん来てるかなー…。
あ、その前にスガさんにも呼ばれてたなー…」

………………to be comtinued

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と言うわけでプチ復活です
名前だけタリスさん(@清峰さん)スガさん(@蒼紫さん)をお借りしましたー！
これからバリバリ働く戦闘狂です＾ワ＾

戦艦から降り、いつもより強そうな武器に変え戦地をぶらぶら歩く

戦地、と言っても此処はまだ戦をしておらず深い霧がかかっている

「と言っても…」

誰も居ない

霧が深くて見えないだけかもしれないが…

「あー…。どうしよう…
戦艦で待ってた方が良かったかな…」

霧が深い
先が見えない


先が…



『ちょっとぉ！まだそこに居たの！？
さっさと、視界から居なくなれば！？』

『知ってるか？世の中には要るか要らないかだけだ。
お前はいらねーモノなんだよ』






「…」

霧が段々晴れてきて視界が開けた瞬間
空から何か落ちてきて背後を取られる

「…っ、大人しくしろ！！」

相手の姿が見えないがカウンターを食らわせ
敵の背後を取る

後ろから腕を取り背中を踏みつけ地に伏せさせる

「何だ？手ごたえねぇなぁ…」

「…っ、くそっ！」

「まぁ、今回は…侵攻だから、な」

ヒールの所をぐっと抑えつけると
悲鳴が上がる

このままどうしようか
翼が付いてるから引きちぎってしまおうか

「引きちぎっても大丈夫だろ。
どうせ、地上戦では要らないだろ」

拳銃を突きつけ右の翼を撃つ

そこから引きちぎると
赤く滴る液体が散らばる

声も上げない相手に興味が段々冷めてきた

「つまんねーや。」

もういい。
面白くとも何ともない

動けない相手に拳銃を突きつけ

撃とうと思った

「ヒムカ！！」

視線だけ横にそらすとタリスが居た

何しに来た。と言いたいところだがそれを飲み込んで銃をしまう

「…ヒムカ、貴様、今やってた事は何か分かってるのか！？」

「何も…」

タリスが何か言いたそうな顔をしたが俺はとても言い返す気分ではない

「タリスさん、要らないものは必要無いでしょ」

振り絞った笑顔はきっと、ぎこちないに違いない


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第三回戦！少しヒムカの昔話をチラリズム！
霧の中で見えたものなので回想話です、ほぼ！
タリスさん(@清峰さん)をお借りしました！

「いっつ…」

タリスに少し傷の手当てをしてもらった
ミラーコート装置がなかったら俺、死んでたかもな
な～んて事を言ったらタリスに怒られた。いってぇ…
せっかく大将から出撃命令出たのにな
さっきの奴も見逃しちゃったし
それに連絡の付きが悪いみたいだ。
スガ先輩の声が全く聞こえない

それに解体って言ったて壊すだけじゃないぞ！
仲の物を調べるためにも解体するわけだし
拳銃なんてしょっちゅうだぞ！？

「次は何処に行くんだ？」

連絡を取り終え、タリスが訪ねてくる
ん～…どうしよう。この後予定は特に決まってないんだよなぁ…

「ん～…こだいづかかなぁ…まぁ、砂漠遺跡に行ってもいいんだけど」

「怪我をしているんだ。無理をするな」

「は～い」

「伸ばすな！」

「はいはい」

「はい、は、一回だ」

「分かったから」

まぁ。軍人として当たり前なんだろうけどさ
タリスと別れ仲間に連絡を入れこだいづか近くで下してもらう

下してもらった近くでは戦闘した後のようなものが

…何があった？

少し観察していると後ろから後ろから髪をつかまれ地面に打ち付けられる
…後ろを見ると機械の腕

「コイツか、軍というのは」

「そのようだな」

相手は二人
二人とも機械の体が所々にある



へぇ…



「コイツどうする？」

「捕虜として捕まえるか」

「い、嫌です！」

「は？」

「お願いです！僕はただの一兵士です！
今回だけ見逃してもらえないでしょうか！？」

「誰が見逃すかよ」

「こいつさ、絶対にすぐ吐くぜ。連れていけ」



そう、一瞬力を緩めた瞬間だった


カウンターを繰り出し
脊髄近くにある管を拳銃でショートさせる

「なっ…！？」

「何…っ！？」

「なぁ～んちゃって…」

「お前…っ！騙したな！！」

「え？何？騙す？騙してないよ。
言ったじゃん。俺は一兵士だって…間違ってないだろ？」

脊髄近くに会った管はどうやら身体能力につながっていたらしく上手く立てないようだ
それよりか、動く事もままならない

「く、くそっ…！」

「さっき騙したって言ってたよな？
言っとくけど、戦場では、騙される方が悪いんだよ」

「この、ペテン師め…！！」

「ペテン師？褒め言葉だね」

そう言って二人に拳銃を向ける

「安心しろよ。俺がサイボーグは大切に扱ってやるからよ
…その機械を解体してだけどな」










バン










目の前には冷凍銃で凍ったサイボーグ

さて、敵に見つかる前に運ばないとな…

I.S.Hと名乗るサイボーグの技術には前々から興味があった

どんな技術がほどこされているか見物だな